タイやベトナムだけじゃない!簡単パクチー料理を食卓で!

今や専門店も続々オープンするパクチー料理。ちょっとクセのあるスパイスであるがゆえ、好き嫌いが激しく分かれるものの、大好きな人はその独特な香りにハマってしまう。都内では世田谷区経堂にある「パクチーハウス東京」が世界で初の専門店。お店にあがるエレベーターに乗ると、すでに漂う強烈な香りに一気に期待が高まる。

一般的にタイやベトナムなど東南アジア料理に多いイメージがあるが、実は世界各国で食される。中国では「香菜(シャンツァイ)」と言われ、鍋料理や炒め物などに、メキシコでは「Cilantro(チアントロ)」としてアボカドのディップにたっぷり刻まれる。コリアンダーと言えば聞き覚えのある方も多いだろう。カレーには欠かせないスパイスのひとつだが、インドでは「Dhania(ダニア)」と呼ばれ、ほぼ毎日食されている。

その香りゆえ、アクセントに添える印象が強いが、今や主役の時代である。何も凝った料理にしなくても、食卓の一品として簡単に使える。例えば刻んた紫玉ねぎ、トマトと和えて塩で味をととのえただけの簡単なサラダ。でも実はこれ、ケニアでは「カチュンバリ」と言われ、肉料理などと一緒に添えられる定番の品。また、ヨーグルトに刻んだにんにく、きゅうりと混ぜ、塩こしょうで味付けすれば、中東料理でよく使われるディップになる。これは焼いた鶏肉やサラダ、ドライカレーなどにかけても絶品。夏にはミントの代わりに冷えたパクチーモヒートもいい。

ちょっとしたアイディアで毎日の献立に使えるが、足が早いのには気をつけたい。葉が緑鮮やかな新鮮なものを選び、根の部分を湿らせた新聞紙にくるんでポリ袋に入れて保存すると長持ちする。香り豊かな内においしく食べたい。